アコギな誘惑、無限の弾き語り

アコギで弾き語りをしている「ふじみき」です。 アコギや弾き語りにまつわる事を色々と書いています。

優劣が目でなく耳で判断されるべきアコギに、芸術性・希少性を求める市場の法則

TAKAMINE(タカミネ)のホームページを見ると
楽器フェアで評判だったという

DMP500CE-DC

というモデルを限定発売するとのこと。
で、こちらの記事を見るとページタイトルにして

『イングルマンスプルースモデル限定販売』

とトップ材の価値を前面に出した広告記事に。
このイングルマンというスプルースを前面に出すほど
違いのあるのか...という疑問を持つ人もいるかと。

一般的な「シトカ」と「イングルマン」「ジャーマン」「アディロンダック」等の
スプルースというトップ材。
共鳴しやすい材としてアコギで最も多くトップ材に使われ
中でも一般的に一番使われる「シトカ」は
コチラにあるように「弾性係数」が最もすぐれ、理論上は
最も適した材とのこと。

ちょっとやわらかくシダーっぽい音に感じる「イングルマン」よりは
僕は煌びやかな音が好きな事もあり「シトカ」の方が好みかも。

一方「ジャーマン」「アディロンダック」は
入手困難な材ということで高価になりますが、
音色の素晴らしさや倍音の豊かさが比例するかと言われると
残念ながら僕の感性では判断不可。
音的に言えば上質なモデル「シトカ」のアコギが
僕の場合一番しっくりくるようです。

なのに

「イングルマン」だ、「ジャーマン」だ、「アディロンダック」だ
と言われば、心を揺さぶるのはなぜか?
そして、その理由を知ってか知らずかメーカーや販売店が
宣伝文句として使うのはなぜか?

それはアコギが単に楽器としての機能だけでなく、
芸術品的要素を持つモノである証拠なのかもと。

...そうでなければ、
100万円以上もするアコギが存在し、
またそれを求める方がいる理由が見つからない気が。

そんな事を思った

『イングルマンスプルースモデル限定販売』

という宣伝文句でした。

※参考サイト:TAKAMINE公式HP イングルマンスプルースモデル限定販売