アコギな誘惑、無限の弾き語り

アコギで弾き語りをしている「ふじみき」です。 アコギや弾き語りにまつわる事を色々と書いています。

1970年代のこだわりブランドの一つ「S.YAIRI」 そして引き継いだ名前とそうでなかった精神

ご存じのとおり「YAIRI」というブランドには
「S」と「K」の二つがあって、この二つのブランドは

全く異なるブランド

といってます。(特にK.YAIRIの方が強調してます

とはいえ矢入一族からの流れのブランド。

「S」が伝統的なMartin(マーティン)のコピーモデル中心
「K」がそれにとらわれずやや小ぶりな「LEO」等の革新的モデルを発表


など考えの違い、進む方向の違いから
別々の会社と言い切るのでしょう。

「K.YAIRI」が愛される理由として

永久保証

というのがありますが、「S.YAIRI」も

ネック永久保証

をうたっていたもの。
これはネックの調整ロッドの場所が特殊ということもあり
楽器店などでは対応できなかったであろう...との事でとられた対応
だとか。
当時の「S」のこだわりも見上げたものです。

さて、残念ながら「S.YAIRI」は会社としては清算され
そのブランド名のみコチラの会社が使って今もアコギを販売してます。

そして、そのホームページには「S.YAIRI」について
このように記載。

矢入貞男氏が完全手工によるギター生産をはじめたのが、1938年。
その類まれなる技術とギターに対する情熱で日本のアコースティックギター業界に
多大な影響を与えた1970年代。
その後約20年の時を経て、矢入寛氏の監修のもと、
最先端の製造技術との融合により、復活を遂げた2000年。
そして2006年、更なる進化を続けるS.YAIRIが新たなシリーズとともに送る充実のラインナップ。


このページの背景には「Frontier Spirit」の文字が。
開拓者精神をたたえるその言葉にジーン...と。

が、なんと

「よくある質問」に掲載されている「S.YAIRIの保証について」の回答。

過去に「S.Yairi」ブランドでネックの永久保証を謳った会社が
存在しておりましたが、この対応を行っていた会社は
既に無くなっており、現在は存在しません。
また、弊社とは一切関係がございません。ご理解のほどお願い致します。


『こりゃ~ないよっ!』

確かにビジネス的にはそうでしょう、間違ってはないんでしょう。
でも、ブランドの紹介ではそんな一切関係のない会社の
伝統を引き継いだ感を醸し出しながらの、この回答。

「もう少し、言い方があるはず』

と憤慨。
アコギには罪がないけどあまりのビジネス優先姿勢に
それが商品が反映されるのでは...と思ってしまうわけ。

アコギは嫌いじゃなくむしろ好きなんですが。
コレがどうにもひっかかっちゃうんですよねぇ(苦笑)。

※参考サイト:S.YAIRI 公式ホームページ